しばらく…
えーっと。
しばらく私、一匹兎は
サーカスで働く事になったので
うpしません。
「なに嘘ついてんだよ!」
あっ。
それは言っちゃダメでしょうが!!
…すいません。
うちの嫁たちが、うるさいですね。
こら!
ロヴィーノ!
トマトは、そこで食べちゃダメでしょうが!
「うるせー!」
……はい。
自重、自重。
しばらくうpしない代わりに、
小説を…。
追記で!
東西です。
シリアス→ギャグ?です。
普憫が若干、不憫です。
ベルリンネタです。
以上がイヤ!な方は、すみやかに
お立ち退き下さい。
全然?むしろ大好物!な方は
追記へ。
しばらく私、一匹兎は
サーカスで働く事になったので
うpしません。
「なに嘘ついてんだよ!」
あっ。
それは言っちゃダメでしょうが!!
…すいません。
うちの嫁たちが、うるさいですね。
こら!
ロヴィーノ!
トマトは、そこで食べちゃダメでしょうが!
「うるせー!」
……はい。
自重、自重。
しばらくうpしない代わりに、
小説を…。
追記で!
東西です。
シリアス→ギャグ?です。
普憫が若干、不憫です。
ベルリンネタです。
以上がイヤ!な方は、すみやかに
お立ち退き下さい。
全然?むしろ大好物!な方は
追記へ。
あの人の瞳は、
深い燃えるような紅い色をしている
その瞳は、見ているだけで
引き込まれてしまう
「ヴェスト。」
あの人……いや、兄さんの声は低く、
聞きほれてしまう
自分の頭を撫でるその手は、
力強く、優しい。
…兄さん、俺にとって貴方の存在は絶対のものだ。
兄さんもそうだろう?
……なのにナゼ?
「ヴェスト、俺は帰って来るから。昔みたいにちゃんと待っていてくれ。きっと…きっと早く帰って来るから…な?」
「兄さん…」
兄さんは優しい。普段はそんな風に見えないのに、こんな時に限って優しくするなんて…
涙が止められない。今までは泣いてもすぐに止まったのに。
「泣くなよヴェスト。男だろ。俺はそんな風に育てた覚えはないぜ?」
「にいさっ……」
言い返せない。
泣き止もうとすると余計に止まらなくなる。
「早く行こうよ、プロイセン君。君の弟が可愛そうだよ。」
「ロシア………。確かにそうだな。ごめんな、ヴェスト。」
ケセセセセ、と笑う姿はいつもの兄さんと同じだった。
「ドイツ!!早くこっちに来るんだぞ!!」
はっとして振り向くと、そこにはアメリカの姿があった……
1961年
ロシアにより
…ベルリン封鎖…
「ケセセセセ。そんな事もあったなぁ。」
「俺としては恥ずかしい思い出なんだがな。」
「でも、泣いてるお前可愛かったぜ?」
「全く…要らんことを言わないでくれ…。」
思い出話にふけっていると急に兄さんが話を嫌な方向に反らしてしまった。
「なぁ、ヴェスト。去年みたくアレやってくれよアレ!!」
「あ・れ・?」
俺が何かしたのだろうか。変な事でなければいいが…。
「コレだよ。」
そう言って、兄さんの顔が近くに寄ってくる
。
俺が言うのもなんだが、兄さんはかっこいいと思う。
「まだか…?」
顔が近いのでしばらく目を瞑っていると、自分の唇に柔らかいモノが触れる。
…それは兄さんの唇だった。
「なっ!?急に何をするんだっ!!」
「何って、キスだよキス!!……あの時はお前が俺様にやってきてくれたけどな!」
「……っ!!!」
……思い出してしまった。
去年もこの日に話をしていて、飲み過ぎた俺がいきなり兄さんにキスをしたんだ。
…ただし頬に。
「見事に俺は、兄さんと同じ反応をした訳だ。……自分のしたことながら…」
けっこう、恥ずかしい。
「あの時は確かに驚いたけど、嬉しかったからなぁ…。でも、もういいぜ?ヴェストなら大歓迎だ!」
「兄さんっ!!」
「いや?、あの上目使いにはさすがの俺様でも負けたぜ。」
「…………」
こんな色気もない、ましてや男に対して負けた。だなんて。
…兄さんが異常なブラコンなのは承知の上だが、今の言葉にはどの位の意味が含まれているのか……。
「ヴェスト?…眉間にシワなんか寄せてどうしたんだ?」
「いや別に。…ただ少し考え事をな。」
「そうか…。って、あああ!!」
「なんだ急に!?」
「やべぇよ、ヴェスト!!もう少しで日付が変わっちまう!」
「えっ…?」
「ほら、いつまでもビール飲んでねぇで服整えろ!」
「ああ…。」
言われるがままに、きちんと服を整える。
「まさかヴェスト、毎年やってる事を忘れた訳じゃねぇよな?」
「いや、そう言う訳ではないが…」
「じゃやるか。準備はいいな?」
「ja.」
忘れる訳がない。今日と言う日は、俺たちにとって何にも代え難い日なのだから。
「あの日から28年間、俺はお前の事だけを考えてた。…またこうして、1つの国になれたことを祝福しような。」
「ああ。」
互いに飲み終えていたジョッキに冷えたビールを注ぎ、乾杯をする。
「プロイセン。」
「ドイツ!」
「10月3日は、俺たちの…」
「2番目の誕生日だな!」
部屋の時計が12時の所を指し、10月3日から4日に日付が変わる。
東西ドイツの統一の日が過ぎた。
「片付けるぞ、兄さん。」
「めんどくせ…」
「返事は?」
「…ja.……全くホントにお堅いな、ヴェストは。夜はまだまだこれからだぜ?」
「……なっ何をする気だ!!」
「大丈夫だって。お兄様に任せろって。」
「絶対に任せられない。」
何をされるか全く分からないから…だが。
「俺様に身をゆだねろ!」
「うわっ!!…にっ兄さんなにを…」
「ヴェストォ!!」
「……なんて所を触ってるんだ!!」
「ヴェストのかんじr…ぐはっ!!」
……こうして、プロイセンの切ない夜はふけていったのでした。
完
はい。終わりました。
長い。
お疲れ様です。
深い燃えるような紅い色をしている
その瞳は、見ているだけで
引き込まれてしまう
「ヴェスト。」
あの人……いや、兄さんの声は低く、
聞きほれてしまう
自分の頭を撫でるその手は、
力強く、優しい。
…兄さん、俺にとって貴方の存在は絶対のものだ。
兄さんもそうだろう?
……なのにナゼ?
「ヴェスト、俺は帰って来るから。昔みたいにちゃんと待っていてくれ。きっと…きっと早く帰って来るから…な?」
「兄さん…」
兄さんは優しい。普段はそんな風に見えないのに、こんな時に限って優しくするなんて…
涙が止められない。今までは泣いてもすぐに止まったのに。
「泣くなよヴェスト。男だろ。俺はそんな風に育てた覚えはないぜ?」
「にいさっ……」
言い返せない。
泣き止もうとすると余計に止まらなくなる。
「早く行こうよ、プロイセン君。君の弟が可愛そうだよ。」
「ロシア………。確かにそうだな。ごめんな、ヴェスト。」
ケセセセセ、と笑う姿はいつもの兄さんと同じだった。
「ドイツ!!早くこっちに来るんだぞ!!」
はっとして振り向くと、そこにはアメリカの姿があった……
1961年
ロシアにより
…ベルリン封鎖…
「ケセセセセ。そんな事もあったなぁ。」
「俺としては恥ずかしい思い出なんだがな。」
「でも、泣いてるお前可愛かったぜ?」
「全く…要らんことを言わないでくれ…。」
思い出話にふけっていると急に兄さんが話を嫌な方向に反らしてしまった。
「なぁ、ヴェスト。去年みたくアレやってくれよアレ!!」
「あ・れ・?」
俺が何かしたのだろうか。変な事でなければいいが…。
「コレだよ。」
そう言って、兄さんの顔が近くに寄ってくる
。
俺が言うのもなんだが、兄さんはかっこいいと思う。
「まだか…?」
顔が近いのでしばらく目を瞑っていると、自分の唇に柔らかいモノが触れる。
…それは兄さんの唇だった。
「なっ!?急に何をするんだっ!!」
「何って、キスだよキス!!……あの時はお前が俺様にやってきてくれたけどな!」
「……っ!!!」
……思い出してしまった。
去年もこの日に話をしていて、飲み過ぎた俺がいきなり兄さんにキスをしたんだ。
…ただし頬に。
「見事に俺は、兄さんと同じ反応をした訳だ。……自分のしたことながら…」
けっこう、恥ずかしい。
「あの時は確かに驚いたけど、嬉しかったからなぁ…。でも、もういいぜ?ヴェストなら大歓迎だ!」
「兄さんっ!!」
「いや?、あの上目使いにはさすがの俺様でも負けたぜ。」
「…………」
こんな色気もない、ましてや男に対して負けた。だなんて。
…兄さんが異常なブラコンなのは承知の上だが、今の言葉にはどの位の意味が含まれているのか……。
「ヴェスト?…眉間にシワなんか寄せてどうしたんだ?」
「いや別に。…ただ少し考え事をな。」
「そうか…。って、あああ!!」
「なんだ急に!?」
「やべぇよ、ヴェスト!!もう少しで日付が変わっちまう!」
「えっ…?」
「ほら、いつまでもビール飲んでねぇで服整えろ!」
「ああ…。」
言われるがままに、きちんと服を整える。
「まさかヴェスト、毎年やってる事を忘れた訳じゃねぇよな?」
「いや、そう言う訳ではないが…」
「じゃやるか。準備はいいな?」
「ja.」
忘れる訳がない。今日と言う日は、俺たちにとって何にも代え難い日なのだから。
「あの日から28年間、俺はお前の事だけを考えてた。…またこうして、1つの国になれたことを祝福しような。」
「ああ。」
互いに飲み終えていたジョッキに冷えたビールを注ぎ、乾杯をする。
「プロイセン。」
「ドイツ!」
「10月3日は、俺たちの…」
「2番目の誕生日だな!」
部屋の時計が12時の所を指し、10月3日から4日に日付が変わる。
東西ドイツの統一の日が過ぎた。
「片付けるぞ、兄さん。」
「めんどくせ…」
「返事は?」
「…ja.……全くホントにお堅いな、ヴェストは。夜はまだまだこれからだぜ?」
「……なっ何をする気だ!!」
「大丈夫だって。お兄様に任せろって。」
「絶対に任せられない。」
何をされるか全く分からないから…だが。
「俺様に身をゆだねろ!」
「うわっ!!…にっ兄さんなにを…」
「ヴェストォ!!」
「……なんて所を触ってるんだ!!」
「ヴェストのかんじr…ぐはっ!!」
……こうして、プロイセンの切ない夜はふけていったのでした。
完
はい。終わりました。
長い。
お疲れ様です。
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